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「幸せであることは、健康の秘訣と言ってよい」

数年前に大ブレイクした書籍『「脳にいいこと」だけをやりなさい!』(三笠書房)の中で、著者のマーシー・シャイモフさん(訳:茂木健一郎さん)はそう説いています。なんでも幸せが免疫機能を高めるそうで、下記のようなデータが紹介されています。


・幸せを感じている人は、平均的な人より風邪を引く割合が35%少なく、インフルエンザワクチンに対する抗体が50%も多くつくられます

・幸福感や楽観思考のテストで高得点をとった人は、心血管疾患、高血圧症、伝染病にかかる確率が低いという結果が出ています

・ユーモアを忘れずに、いつも自分を幸せだと思っている人は、そうでない人よりも長生きします。特にガン患者においてその違いは著しく、ガンにかかってもユーモアを失わなかった人は、そうでない人より早期に死亡した割合が70%も少ないという調査結果があります

幸せな上に健康&長寿なんて、ますます幸せですね。幸せによって健康になり、健康だからいっそう人生を楽しめる......。そんな好循環が生まれそうです。

では、幸せになるにはどうしたら良いのでしょうか? そのポイントは、脳の化学物質にあります。私たちの脳内では、多幸感を増す物質がいくつも製造されています。鎮痛作用があるエンドルフィン、不安を鎮めるセロトニン、喜びを促すドーパミンなどなど......なんとなく聞いたことがありますよね。これらが細胞に供給されることによって、幸せを感じるのです。同書によると、細胞を幸せで満たすには下記が大切だそうです。

「細胞を幸せにしていくには、まずストレスや疲れを溜めないようにして、身体から毒素を排出し、新たな毒素を入れないようにすること、そして、脳の中でつくられる化学物質を滞らせないようにすることです。
(中略)
歌を歌う、リラックスできる音楽を聴く、ペットをなでる、マッサージをしてもらう、子どもを抱きしめる、庭仕事をするといった行動は、幸せの化学物質を増やしてくれます。『ただ笑顔をつくる』ということでさえ、その効果があるといいます」

感情によって顔の筋肉を動かすだけでも、脳内ではそれに応じた神経伝達物質が分泌されるそうです。しかめっ面をするとストレスホルモンが、笑顔になれば幸せ物質が生み出されるのだとか。それほど、私たちの行動と脳内物質は大変密接に関係しているんですね。

たまにはマッサージに行ったり、ガーデニングを楽しんだり、脳が喜ぶ行動を日々の生活にたくさん取り入れて、幸せ&健康をダブルで手に入れちゃいましょう!

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